【犬にカンガルー肉】おやつやフードの素材としてオススメしたい理由

ドッグフードや犬用おやつに使用される原材料の中にはちょっと珍しい肉があります。
今回のご紹介は「カンガルー肉」です。

カンガルー肉の最大の特長は、低脂肪・低カロリー・高タンパクということです。
イメージしやすいと思いますが、カンガルーそのものがかなり筋肉質な動物です 。
全身を強靭な筋肉で覆われているパワフルなカンガルーは、脂肪がほとんどついていません。

そんな低脂肪で高タンパクのカンガルー肉は、人間でもアスリートや筋トレ中の人に人気な食材だったりします。
余計な脂質は避けつつも、しっかりとタンパク質を取り入れたいときにピッタリの食材なのです。
わんちゃんでも同様で、体重管理が必要な時などにもオススメできる食材です。
そして、筋力が低下しはじめるシニア犬にもカンガルー肉はオススメしたいです。

筋力が低下しやすいシニア犬にこそ、適切な量の良質なタンパク質が必要、という考えからです。
関節の負担を軽減させるためにも関節まわりの筋力は大切です。
シニアになっても健康的な筋力を維持するためにも、低脂肪で高タンパクのカンガルー肉はオススメしたいタンパク源です。

 

犬にカンガルー肉をオススメしたい3つの理由

上記でご紹介したカンガルー肉の特徴と重なる部分はありますが、愛犬にカンガルー肉のドッグフードやおやつがオススメの理由を3つあげます。

■低脂肪・低カロリー

カンガルー肉の一番の特徴とも言えるのが、低脂肪・低カロリーという点です。
特に脂肪分はどの部位をとっても脂肪含有量が最大2%ととても少なく、その脂肪には必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6など)が含まれています。
加えて脂肪を燃焼したり、脂肪の蓄積を抑える働きのあるCLA(共役リノール酸)も豊富に含まれているので、ダイエット中の食事にぴったり。タンパク質を摂りつつ、脂肪分の過剰摂取を予防することができます。

■ビタミン・ミネラルが豊富

カンガルー肉にはビタミンやミネラルがバランスよく豊富に含まれています。
これらは犬の皮膚や被毛の改善に効果があると言われています。
ビタミンB12、ビタミンB6、ナイアシン、リボフラビン、サイアミン等も豊富で免疫機能の維持にも効果的です。
疲労感を軽減する効果も期待できます。

■低アレルゲン

カンガルー肉は私たちヒトで食肉アレルギーがある方もアレルギー反応なく食べられることが多い低アレルゲンのタンパク源として知られています。
これは犬にとっても同じで、牛肉や豚肉にアレルギーがあっても、カンガルー肉は問題なく食べられることも多いです。

 

食物アレルギーの犬にはカンガルー肉がオススメ

カンガルー肉は私たちにとってもあまり馴染みがない食材であると同様に、わんちゃんにとってもカンガルー肉はほとんど経験がないかと思われます。
だからこそ、カンガルーを使ったドッグフード、おやつは食物アレルギーに悩む犬にオススメしたい食材の1つなのです 。

■犬のアレルギーが起こる仕組み

アレルギー反応は、食べ物に含まれるタンパク質を異物として免疫細胞が認識してしまうことで起こります。
アレルゲンとなるタンパク質さえ摂取しなければ、わんちゃんの体はアレルギー反応を起こすことはありません。
また、アレルギー検査で陽性であったとしても、実際に体調に影響するような反応が出るかどうかはまた別問題だったりもします。
症状が出なかったりするケース(擬陽性)もあるので、少しずつ与えてみて反応を見ることも大切です。

■カンガルー肉にアレルギー反応を示す犬は少ない

一般的に、アレルギー反応は過去に多く触れたタンパク質にみられることが多いです。
食べ物であれば、子犬の頃からよく食べていたもの、ドッグフードの原材料であればチキンなどです。
一方で、これまで食べたことがない食材や食べる機会がほとんどなかった食材にはアレルギー反応が出にくい傾向にあります。
カンガルー肉はチキンやビーフなどと比較してドッグフードの原材料としては珍しいため、アレルギー反応が出にくい食材と言われています。

また、アレルギーの少し厄介な特長に、交差反応といってよく似たタンパク質を持っている食品同士では、同じようにアレルギー反応が出ることがあります。
(例)チキン→ターキー、ブタクサ→メロン、スイカ
なので、予想以上に食べられるものが制限されてしまうこともあります。

有袋類であるカンガルーに関しては、似たタンパク質はほとんどなく、交差反応でアレルギーが見られることも多くはないこともメリットの1つと言えます。

そして、カンガルーは食肉用として飼育されている訳ではなく、オーストラリアの大自然の中で育った野生のカンガルーを捕獲しているので、添加物や抗生物質等を含んでいる可能性が極めて低いお肉だということもメリットです。

 

カンガルー肉が食べられている理由

ちょっとカンガルー肉って残酷そう…。そう思う方も少なからずいらっしゃるかと思います。
実はオーストラリアでは絶大な人気を誇るカンガルーですが、生息数がオーストラリアの人口の2倍を上回る約5000万頭と増えすぎてしまい、住民を困らせている面もあります。

■農場への被害
■カンガルーが原因の交通事故
■生態系崩壊の危惧

これらのようにカンガルーによる悪影響もあり、その被害を少なくするため政府公認の元、カンガルーの駆除も行われています。
こうして駆除されたカンガルーの肉が加工され、オーストラリア国内のスーパーや海外へと流通し食べられていたり、ドッグフードになったりします。

 

カンガルー肉原材料の犬用おやつ

低カロリー・低脂肪・低アレルゲンのカンガルー肉を使用したわんちゃん用おやつのご紹介。
ダイエット中のわんちゃんにもオススメのお肉素材のおやつです。

ナチュラルチップス カンガルー 20g

100%カンガルー肉素材の安心・安全・美味しいチップスタイプのジャーキー。
小型犬にも食べやすい小さめのチップサイズ、直径約2.5cm。
さらに割ることもできるので与えやすいです!
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小さなカンガルーさん 30g

カンガルー肉100%の小粒タイプのおやつ。
小さく食べやすいサイズなのでご褒美に最適です。
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カンガルー肉を原材料に使用のドッグフード

タンパク源として、野生ヤギと野生カンガルーを使用しアレルギーに配慮したプレミアムフード。
アレルギーにお困りではないわんちゃんにも良質なタンパク源としてオススメのフードです。

ビィ・ナチュラル ルート・ゴート

実店舗でも多くの飼い主様、ワンちゃんにご愛用いただいているビィ・ナチュラル「ルート」
アレルギーの子はもちろん、涙やけ、目やにの予防・改善にもおすすめ!
健康的なわんちゃんに、もっと健康で長生きしてもらうためにおすすめです!
【詳細はコチラ】

ビィ・ナチュラル ルート・ゴート・ライト

「ルート・ゴート・ライト」は通常タイプよりカロリーオフ。
避妊去勢済の愛犬、肥満気味の愛犬、太りやすい愛犬、シニア犬(高齢犬)におすすめです!
全年齢対応・低アレルゲン・野生ヤギと野生カンガルーを使用・お腹にやさしい食物繊維を増量。
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