ドッグフード選びで「製法」だけ見ていませんか?それぞれの特徴を知って選びましょう

「エアドライだから良い」
「ノンオイルコーティングだから安心」
「高温で作られたドッグフードは良くない」

ドッグフードについて調べていると、このような情報を見かけることがあります。

確かに、ドッグフードの製法はフードの特徴を知るための大切なポイントです。

しかし、DOGCAT COCOでは、製法だけでドッグフードの良し悪しを判断することはできないと考えています。

それぞれの製法には採用される理由があり、メリットもあれば気になる点もあります。

今回は、ドッグフードにはどのような種類や製法があるのか、
そしてフードを選ぶときに何を見ればよいのかを、できるだけわかりやすくご紹介します。

 

結論|「○○製法だから良い」ではありません

最初に結論からお伝えすると、製法だけを理由にドッグフードを選ぶ必要はありません。

例えば、一般的なドライフードの多くに使われるエクストルーダー製法には、効率よく加熱・成形でき、保存しやすいフードを作れる特徴があります。

一方、エアドライやフリーズドライには、素材の特徴を活かしながら水分を減らせるという魅力があります。

オーブンベイクにも、オーブンでじっくり焼き上げるという特徴があります。

どれか一つがすべての面で優れているわけではなく、それぞれに異なる特徴があるということです。

 

まず知っておきたい|ドッグフードにはさまざまなタイプがあります

犬のごはんは、大きく分けてもさまざまなタイプがあります。

ドライフード

水分量が少なく、保存しやすいのが特徴です。
毎日の主食として利用している方も多く、一般的なエクストルーダー製法のほか、オーブンベイクなどさまざまな方法で作られています。

セミモイスト・半生フード

ドライフードより水分を多く含み、やわらかい食感が特徴です。
硬い粒が苦手な子などに選ばれることもあります。

ウェットフード

水分を多く含み、香りが立ちやすいのが特徴です。
主食として使える総合栄養食だけでなく、トッピングなどに使う一般食もあります。

エアドライ・フリーズドライ

素材の水分を減らして保存性を高める製法です。
一般的なドライフードとは製造方法や食感、栄養密度などが異なります。

手作り食

飼い主さま自身が食材を選んで作る方法です。
食材を選べる魅力がある一方、主食として長期間与える場合には、必要な栄養素を過不足なく摂れるよう栄養バランスを考える必要があります。

このように、「犬のごはん」と一言でいってもさまざまな選択肢があります。

 

ドライフードの中にもさまざまな製法があります

さらに、ドライタイプのフードを見ても製造方法は一つではありません。

エクストルーダー製法

原材料を混ぜ、加熱・加圧しながら成形する製法で、一般的なドライフードに広く採用されています。
高温で製造されることを理由に悪い製法のように言われることもありますが、加熱することには消化性や衛生面などの理由もあります。
「高温=悪い」と単純に判断するのではなく、どのような原材料や栄養設計で作られているかまで見ることが大切です。

オーブンベイク製法

オーブンを使って焼き上げる製法です。
エクストルーダー製法とは加熱・成形方法が異なり、粒の食感や香りなどにも違いが出ます。
こちらも「オーブンで焼いているから良い」ということではなく、その製法を活かしてどのようなフードに仕上げているかを見る必要があります。

エアドライ製法

温風などを利用し、時間をかけて素材の水分を減らしていく製法です。
お肉などの素材を多く使用した製品もあり、一般的なドライフードより少量で高いエネルギーを摂れる商品もあります。
一方で、商品によっては価格が高くなりやすいなどの特徴もあります。

フリーズドライ製法

食材を凍結させ、真空状態で水分を取り除く製法です。
加熱による影響を抑えながら乾燥できることが特徴ですが、製造に手間がかかるため、価格が高くなる傾向があります。

 

オイルコーティングも「良い・悪い」だけでは判断できません

製法について調べていると、よく話題になるのがオイルコーティングです。

「オイルコーティングは酸化しやすいから良くない」
「ノンオイルコーティングの方が安心」

といった情報を見かけることがあります。

しかし、オイルコーティングには、熱の影響を受けやすい油脂を加熱工程のあとに添加できるという特徴もあります。

一方、ノンオイルコーティングには、粒がサラサラしていてベタつきにくいという魅力があります。

どちらが上ということではなく、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。

オイルコーティングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【フード製法図鑑】ドッグフードのオイルコーティングは悪い?ノンオイルコーティングとの違い

 

製法以外にも見てほしいポイントがあります

ドッグフードを選ぶときは、製法だけではなく、フード全体を見ることが大切です。

例えば、

  • どのような原材料を使用しているか
  • タンパク質や脂質などの栄養バランス
  • どのような油脂を使用しているか
  • メーカーがどのような品質管理をしているか
  • 愛犬の年齢や体質に合っているか
  • 愛犬が喜んで食べてくれるか
  • 便や体調の状態はどうか
  • 無理なく継続できる価格か

など、いろいろな要素があります。

どれだけ魅力的な製法で作られていても、愛犬に合わなければ、その子にとって良いフードとは言い切れません。

 

DOGCAT COCOが大切にしていること

ドッグフードについて調べれば調べるほど、

「グレインフリーだから良い」
「高タンパクだから良い」
「ノンオイルコーティングだから良い」
「エアドライだから良い」

といった、わかりやすい言葉に目が向きやすくなります。

もちろん、それぞれフードを知るための大切な情報です。

ただ、DOGCAT COCOでは、一つの特徴だけで「良いフード」「悪いフード」と決めることはしていません。

犬にもそれぞれ体質や好みがあります。
年齢や生活環境、食べ方、飼い主さまが続けやすいかどうかも違います。

だからこそ、製法や原材料、栄養設計などを理解したうえで、「その子に合うか」まで考えて選ぶことが大切だと思っています。

 

まとめ|製法は「フードを知るための一つの情報」

エクストルーダー、オーブンベイク、エアドライ、フリーズドライなど、ドッグフードにはさまざまな製法があります。

それぞれに特徴があり、メリットもあれば気になる点もあります。

大切なのは、

「○○製法だから良い」
「○○製法だから悪い」

と決めつけないことです。

製法は、愛犬のフードを選ぶための判断材料の一つ。

原材料や栄養設計、品質管理、食いつき、愛犬の体質や生活スタイルなども含めて、その子に合うフードを選んであげましょう。

DOGCAT COCOでは、これから【フード製法図鑑】として、それぞれの製法についても詳しくご紹介していきます。

「いろいろ調べたけれど、結局うちの子には何が合うの?」という場合は、お気軽にご相談ください。

 

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